2013
01
02
03
04
05
06
07
08
2014
07
08
09
10
11
12
2015
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2016
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2017
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2018
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2019
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2020
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2021
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2022
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2023
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2024
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12

HEYA SAILOR: OLYMPIA LE TAN CRUISES INTO TOKYO

フレンチシック・ミーツ・サッシーピンナップガールこと、オランピア・ル・タンが東京へ上陸した。

60年代のグッド・ガールを思わせるコケティッシュなスタイルで世界中からラブコールを受けるオランピア。ハードカバーブックを象ったクラッチバッグで世界中に旋風を巻き起こす彼女は今回、アイコニックなクラッチバッグに加え、スイートでビターな洋服を目一杯スーツケースに詰め込んで来日を果たした。スイートな世界観をそのままに、どこか“チーキー”な雰囲気を漂わせるサマードレスは、リゾートにうってつけのアイテムだ。

今回自身のブランド「オランピア・ル・タン」に加え、今季より日本限定でローンチした「Ex-Libris」を記念し、都内ではIDOLやドーバーストリートマーケットギンザなど各地でパーティーを開催。“カワイイ”カルチャーのメッカである東京を代表するスーパー・キュートな面々がお祝いに駆けつけた。

見ているだけで陽気なバカンスに出かけたくなるオランピアの洋服。もちろん、ヘミングウェイの小説と同じカバーのクラッチはマスト・ハブで。

http://www.olympialetan.com

 

99 PERCENT IS HARD CORE

ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、そしてパリ。ファッションウィークの風が西から東へとロケーションを変え、エデンの東へ。It’s 東京ファッションウィーク!BABY!

 

元より諸外国のファッションウィークと些か趣向の異なる東京ファッションウィークでは、近年ストリートにバックボーンを持つ若手を中心に勢い溢れるコレクションが話題を呼んでいる。そして今季、2014年秋冬シーズンのスケジュールの中でも最も高い注目を集めたブランドの一つが、韓国出身のデザイナーBajowooによるメンズウェアブランド99%is-だろう。

 

先シーズン2014年春夏コレクションにて彗星のごとく登場したこのパンク・プリンセスは今回、得意とするハードコア・レザースタイルをベースにより洗練されたコレクションを発表。

巨大なAモチーフ(もちろん、’A’narchy=アナーキーの印)が圧倒的な存在感を放つランウェイでは、アイコニックな総スタッズ刺繍のルックがインパクト絶大なファーストルックがまず登場。「ディティールに重きを置いたコレクション」とBajowooが語るように、これらスタッズは全て特注で作られたスペシャルピース。ちなみにランウェイに敷かれたカーペットも良く見ると、細かいピラミッドスタッズのテクスチャーが表現されている。

 

これまで幾度となく反芻してきたスタッズ ディティールを全面に押し出したファーストルックが会場をあっと言わせたのも束の間、セカンドルックからはその鋭い刺は姿をひそめ、ラグジュアリーなマテリアルと端麗なシルエット、そして細やかなディティールが秀逸なルックが続く。

 

ピラミッドスタッズのディティールを、ラメ糸のジャカードニットやブルゾンのスリーブ部分に施されたパネル刺繍で表現したオール・ブラックルックは、スリークかつミニマル、そして溢れんばかりの色気を放っていた。

昨年半ばに英マッキントッシュとのコラボによって制作されたトレンチコートは今季、レザーのガンフラップやオリジナルのロゴ入りジップ、そしてボンデージルックを思わせるハードウェアディティールを纏って登場。シャープなテーラリングが目を引くシルクサテンのセットアップは、見る角度によって’%’の文字が浮かび上がるテキスタイルが、オーセンティックなサヴィルロウの美学にも通ずるマニア精神を浮かび上がらせた。

 

「きっと99%is-のことを知っている人はまず真っ先にスタッズを思い浮かべると思って、今回は新しいテクスチャーやディティールで驚かせたいと思ったんだ。」とショー前に語ったBajowoo。 ハードコアスピリットをそのままに、より洗練された審美眼によって完成されたルックはどれも、今すぐ袖を通して街に出かけたいものばかりだ。

 

http://99percentis.com

NAKED TRUTH, THE MAD BRIDE ELLIE’S FIRST PHOTO BOOK

現代アートシーンの“L’enfant terrible (無法者)”、Chim↑Pomの紅一点Ellieが初となる写真集『エリイはいつも気持ち悪い』を発表した。

 

今回の写真集では、去る1月に電撃結婚を発表したEllieが敢行したスキャンダラスな「ウェディング・デモ」の一部始終が収められている。この記念すべき日に彼女が選んだテーマは“MAD LOVE”。ダイヤモンドのリングをはめた薬指を切断した痛々しい「LOVE IST OVER」のメッセージボードを掲げ、新宿の喧噪を練り歩くウェディングドレス姿は何ともMADな様相を放っている。そして、それらの様子を真に迫るレンズワークで捉えるのは、日本が誇る巨匠篠山紀信とレスリー・キーとこれまた豪華なラインナップが揃う。

 

写真集の発売に先立ち、現在六本木のHiromi Yoshiiギャラリーでは現在写真集出版記念イベント「エレクトリカルパレードで満足したことは一度もない」が開催されている。3月15日まで開催されるこのエキシビションの初日には、Ellieが高校の時から交遊があったというかの会田誠が来場し、赤裸裸なトークショーで来場者を笑いの渦で包み込んだ。

 

Ellieとの出会いといえば、いつだったか新宿の二丁目で走り抜けるタクシーを追いかけ回し、ボンネットの上で一緒に遊んだことが記憶に新しいが(良い子は決して真似しないように)、今やそんな彼女も一人の妻。アーティストとして、ファッションシーンがラブコールを送る“it”ガールとして、そして貞淑な妻(?)として、今日も二日酔いのEllieは走り続ける。

 

http://chimpom.jp

YOU FEEL BETTER AFTER THESE CHOCOLATES. JLS POPUP STORE. SEN’S EXHIBITION. AND GARAGE VROOM VROOM.

表参道のひっそりとした裏道に佇むセレクトショップ、ICONにて現在ジョンローレンスサリバンのポップアップストアとモデル/フォトグラファーのSENのエキシビションが開催される。

 

今季Ahonen Lambergとのコラボによるアーティスティックなテキスタイルで高い評価を得たジョンローレンスサリバンから、今回のポップアップストアではメンズ、レディースから美しいテーラリングと目にも鮮やかなカラーパレットのアイテムがラインナップ。

 

また現在ファッションモデル、そして若手フォトグラファーのSENによるエキシビションを開催しているコーヒースタンドでは、現在5人のアーティストとのコラボによるチョコレートを販売。パリ在住のアートディレクターAnna、東京とブルックリンを拠点に人気を博すヘアサロンThe Overseas、愛すべき親友Tokyo Dandy、プリティ・プリンセスこと点子ちゃん、そして我らがErotyka Tokyo パリがデザインしたユニークなチョコレートと、SENの目が捉えたブラック&ホワイトのポートレートは最高の午後のひとときを演出してくれること間違いなし。

 

http://icontky.com

SWAGGER AROUND AT BRAND NEW GR8

ある日のこと。東京随一の“ドープ”なセレクトショップ、GR8に真っ白な覆いがかけられていた。まさか閉店かと案じたのも束の間、改装中の文字を見つけてホッと一息。そしてそこから一週間後には、これまでにも増して広いスペースを確保して堂々リニューアルオープン。

 

世界中のありとあらゆる“キラー・スワッガー”を凝縮したミラー張りのこの店では、Astrid AndersenやNasir Mazhar、Piece d’Anarchiveをはじめとする、話題の若手ブランドが所狭しと並べられる。今季2014年春夏からは、待望のニューラインナップ(中には話題騒然のJuun Jの新作も!)がお目見えし、これまで以上にハイエンドかつエッジーな世界観が創り上げられている。

 

これだけ多くのブランド、そしてアイテムが敷き詰められていると、正直どこから見ていいのか分からない…そんな人はキュートなショップスタッフのお兄さんにお任せするのもいいかもしれない。一見B-Boyのようなコワモテの彼らだが、話しかけてみれば一転、最高にノリのいい接客で“GR8estラインナップ”を紹介してくれること間違いなし。

 

http://www.gr8.jp