コリアン・デザイナーの Bajowoo が手がけるストリートウェアブランド、99%is- がメルセデス・ベンツ・ファッションウィークでブランド初となるランウェイプレゼンテーションを行った。
2012年に立ち上げられた 99%is- のシグネチャーといえばブラックレザーとコニカルスタッズ。これまでにコム デ ギャルソンやジョージ・コックス、今年に入ってからはマッキントッシュとのコラボコレクションを銀座のドーバーストリートマーケットで発表し、ストリートで高い人気を集めるブランドのランウェイショーということで、今シーズンのファッションウィークの中でもハイライトとして大きな注目を集めた。
早朝から仕込みが行われたバックステージには、タトゥーやピアス、ブロンドヘアが個性的なルックスのモデルたちが眠そうな顔をしている。
その間巧みの技でモデルたちのヘアをランウェイ仕様に創り上げるのは、日本が誇る巨匠加茂 克也。タイトに撫で付けられたヘアは、アルミフォイルで薄く覆われフューチャリスティックに仕上げられた。
ミニマルアートを思わせるオヌジェがそびえるランウェイでは、ステージセットとリンクしたブラック&ホワイトのストライプやジオメトリック柄に切り替えられたられたレザーセットアップが登場。パンク、ボンデージ、そしてストリートのDNAを凝縮した珠玉のコレクションにはアクセントとしてシルバーの泊加工を施したレザーパネルの切り替えが取り入れられた。