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7X7 SHISEIDO EXPOSED IN THE CENTER OF GINZA

銀座の資生堂花椿ホールにて、フォトエキシビション「7人のヘア・メーキャップアーティストと、TOKYOファッション展」が12月25日まで開催している。

 

資生堂が誇る7名のインハウス・ビューティーエキスパート達が参加するこのプロジェクトでは、Ne-net、Taro Horiuchi、Toga、Dresscamp、Somarta、Anrealage、そしてAguri Sagimoriという7名の東京デザイナー達とのコラボによって制作されたファッション×ビューティーフォトが天井まである巨大パネルにて展示。

 

その他に会場ではそれぞれのブランドのランウェイピースが実際に展示されているほか、デジタルディスプレイではそれぞれのメイクアップアーティストによるインタビューや、撮影のBehind-the-sceneが上映されている。

STILETTO SWOONING WITH ROGER VIVIER

スティレットヒールの生みの親であり、クチュールシューズ界の寵児、ロジェ・ヴィヴィエがその頭角を表したのは50年代のこと。時のモードシーンを牽引していたクリスチャン・ディオールのコレクションのために1954年に制作されたか細いヒールと、オピュレントなエンブロイダリーワークが光る作品は、その後ランウェイシューズの礎となった。

 

1965年には、かのモンドリアンルックを発表したイヴ サンローランのためにラウンドスクエアの大きなバックルが目を引くパンプスを制作。このモデルは現在に至るまでブランドのシグネチャーとして愛され続けている。

 

その後もコンマのシルエットにインスパイアされたカーヴィーなヒールをはじめとする名作を次々と打ち出してきたロジェ ヴィヴィエは、2003年に新たなクリエイティブ・ディレクターのブルーノ・フリゾーニを起用。エレガントかつフェミニンでありながら、モダンアートを彷彿とさせるアーティスティックなシューズは世界中の女性を魅了している。
今回、都内初のフラッグシップストアとしてオープンした松屋銀座店では、現在最新の2013年秋冬コレクションのシューズ、バッグの他にプレシャスなファッションジュエリー、そして限定生産のエクスクルーシブライン「ランデヴー」が取り揃えられている。
ライトピンクで統一されたラグジュアリーなインテリアと、パリのアトリエから取り寄せたトライバルオブジェが醸し出すリュクスな空間は、最愛の一足を見つけるための至福の時間を提供してくれる。

GET HIGH WITH NORITAKA TATEHANA

「高ければ高い壁の方が」とはどこで聞いたフレーズだったか

 

とかくヒールに関しては高ければ高いほど魅力的であることに疑う余地はない。そして今、世界中のラグジュアリーシューズシーンの中でも際立って高いヒールを作る一人として知られているのが、日本人デザイナーの舘鼻則孝(たてはな のりたか)だ。

歌舞伎町に風呂屋を経営する一家に生を受けた則孝は、人形作家である母親の影響で15歳にして独学で洋服や靴の制作を開始。その後東京藝術大学にて染織を学んだ後、2010年に自身のレーベルNoritaka Tatehanaを設立している。

花魁(おいらん)も真っ青の“ぽっくり”シューズでセンセーショナルなデビューを果たした彼は、時のレディ・ガガが愛用したことでその名を世界中に轟かせることになる。

則孝の靴のその特徴的なフォルムはときに「ヒールレスプラットフォーム」と呼ばれ、彼のシグネチャーとして認知されるが、一足うん十万という高価なクチュールピースゆえ、なかなか一般人には手の届く代物ではない。

 

そんな中登場したのが、セカンドラインとして生まれた「The Daughters」だ。

ポンプ・フューリーの生みの親として知られるスニーカー界のドン、北舘洋一郎とともに立ち上げられたこのブランドでは、インサイドヒールが搭載されたコンフォタブルかつスタイリッシュなメンズ、レディーススニーカーが揃う。

 

そして今回、初の路面店舗として恵比寿のT6Mにオープンしたスペースでは同ブランドのフルラインが展開されるほかに

ショップ内一角を使用した、則孝がプロデュースするミニサイズのアートギャラリー「Pocket」では若手アーティストによる作品が展示される。

UPTOWN FAKE

渋谷に拠点を構えるカルトショップ、FAKE TOKYOが現在新宿伊勢丹のRe-Styleにてポップアップストアを開催している。

 

メンズセレクトショップのCANDYとレディースブティックSisterによって構成されるFAKE TOKYOは、セレクトショップでありながら新進気鋭デザイナーを携えたショールームとして、またある時には神出鬼没のイベントプロモーターとして、そしてまたある時には国内外でポップアップストアを行うプロデューサーとして幅広い活躍を見せる東京のストリートシーンを代表するファッション一味だ。

 

2014年春夏には、メルセデス・ベンツ・ファッションウィーク東京にも参加し、リアルなストリートの感覚を反映させたスタイリングショーは業界内外で大きな話題を呼んでいる。

 

今回期間限定で行われているポップアップストア「Gradation」では、KTZやSAM MC LONDONをはじめとするストリートのカリスマブランド、Ashley WilliamsやMarios Schowabといった注目のランウェイブランド、そしてHouse of MalakaiやMaiko Takedaといった他では見られない気鋭デザイナーによるエクスクルーシブアイテムが揃う。

 

FAKE TOKYO POPUP STORE 「Gradation」は新宿伊勢丹Re-Style Plusにて12月10日まで開催。