2013
01
02
03
04
05
06
07
08
2014
07
08
09
10
11
12
2015
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2016
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2017
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2018
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2019
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2020
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2021
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2022
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2023
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
2024
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12

LIBERUM ARBITRIUM IS HAVING“FUN”

Liberum Arbitrium (リベルム アルビトリウム) 、日本人には何だか舌を噛みそうになる名前だが、デザイナー光岡慎介の手がけるこのブランドは今後恐らく頻繁に耳にすることになるだろう。

 

2010年にロンドンのノッティンガム・トレント大学を主席で卒業し、2011年にパリに拠点を移した光岡はその後ロンドンコレクションでレディースウェアを発表。東京コレクションでは2013年春夏よりランウェイショーを行っている。

 

パリ時代にはブラック・アイド・ピーズの衣装も手がけていたということもあり、デビュー直後の作品はコンセプチュアルな作品を発表していたが、この数シーズンは過剰な演出よりもディティールに重きを置いた洋服作りを展開している。

 

最新の2014年春夏の作品は「FUN」と名付けられ、その名の如く軽やかなファブリックを中心に鮮やかなグラフィックが春夏の陽気を感じさせるコレクションとなった。

 

コレクションの要となったグラフィックは、ロンドンのフォトグラファー/アーティスト John Stezaker (ジョン ステザカー) のコラージュ作品をインスピレーションにオリジナルで制作されたもの。

ネオプレンのボンバージャケットやパンチングレザーの切り替えが施されたバイカージャケット、ナイロン素材のライトなトレンチコート、そしてグラフィックプリントシャツなど幅広いラインナップが揃う今季は、ウェアラブルでありながら成熟したモードなアティテュードが際立っていた。

 

http://liberum-arbitrium.com

ZEMMOA CONQUERS PARIS TONIGHT!

現在ワールドツアーを行っている私の親愛なるメキシコ人アーティスト、Zemmoaが今夜パリでライブを行います。ニューアルバム「Age of Aquarius」のトラックをパフォーマンスする彼女は、アンダーグラウンドシーンのスーパースター。刺さるようなスティレットを履き、スペイン語でささやく彼女を目の当たりにしたら誰もがこう言うはず。“Si si si!!”

 

パリでこの間会った時、フォトグラファーのJuan Pedro Freyreとフォトセッションを行ってきたので、Tabloidのためだけに公開しちゃいます。

 

Cabaret d’Amour

時間:23:00-6:00

会場:Le Klub 14 rue Saint-Denis Paris

 

http://www.zemmoaonline.com/z/iframe-2/index.html

www.zemmoaonline.com

www.twitter.com/zemmoa

TABLOID BEAUTY“100 HEADPIECES”BY KAMO IS TO DIE FOR

シャネル、フェンディ、コムデギャルソン、アンダーカバー、これらに共通している要素の一つが、ランウェイショーで見せるクリエイティブなヘアメイク。メタルスタッズで覆われたフェイスマスクや茨の絡まる巨大な薔薇を表現したアーティスティックなヘッドピースなど、ヘアメイクの粋に収まりきらないイマジネーション溢れる作品は全て、日本が誇るトップアーティスト加茂克也によるものだ。

 

ランウェイのみに留まらず世界各国の『VOGUE 』や『DAZED&CONFUSED』『Wallpaper*』といったトップモード誌、そして数々のキャンペーンビジュアルを手がける彼は、これまでに数えきれないほどの伝説の作品を輩出してきた。

 

今回ラフォーレミュージアムで開催されている「100 HEADPIECES」では、彼がこれまでに制作してきたヘッドピースを述べ100点にも及んで展示している。

 

同展覧会では、記憶に新しいジュンヤワタナベ2014年春夏コレクションに見るエキセントリックなフェザーのヘッドピースやアンダーカバー2013年秋冬コレクションのために制作されたメタリックなパンク・バニーフェイスマスクなど、圧巻のアートワークが一堂に会している。

加えて彼が普段制作活動を行っているアトリエを再現したスペース、そしてこれまで彼が個人的に収集してきたアートオブジェを壁一面に掲げたスペースでは、エキシビションのテーマである「世界のランウェイで異彩を放つ、日本人ヘアデザイナーの脳内世界」を垣間みることが出来る。

 

「加茂克也展 ‘100 HEADPIECES’~世界のランウェイで異彩を放つ、日本人ヘアデザイナーの脳内世界~」は原宿ラフォーレミュージアムにて11月18日まで開催。

 

会場では今回の展示作品を集約したエキシビションブック『KATSUYA KAMO ‘100 HEADPIECES’』も販売している。

HEAVEN TANUDIREDJA TALKS “MENTAL DISORDERS” AND ROBOTS

HEAVEN TANUDIREDJA (ヘヴン・タヌディレージャ) 1982年バリ島出身、アントワープ王立芸術アカデミー出身の彼は、ジュエリーデザイナーとして自身のブランドを手がけるほか、ディオール・クチュールやドリス・ヴァン・ノッテン、イリス・ヴァン・ヘルペン、JUUN J.といったブランドとコラボを展開するコスチュームジュエリー界の若きホープだ。

アヴァンギャルドでフューチャリスティック、エッジーかつインダストリアルなHeavenの作品。

デコラティブなコスチュームジュエリーに目がないThe Reality Show Talboidは今回、銀座のドーバー ストリート マーケット ギンザで2013年秋冬の新作《Mental Disorder》の展示販売を行う彼にインタビューを行った。

 

ー今回の来日は初めてですか?

 

私の祖母が日本人なので幼少時代にはよく日本に来ていたのですが、ここ10年ほど来れていなかったので久々です。

 

ーなるほど、それでは幼い頃から日本の文化に慣れ親しんでいたのでしょうか?またそのことは現在の作品に何か影響を与えていますか?

 

私の祖母が京都出身なので、そのことにより私の作品と日本の伝統的な文化には少なからず親和性があるように感じます。例えば今回、ドーバー ストリート マーケット ギンザの為に発表したエクスクルーシブピースではブラックとホワイトのモノクロコレクションを制作したのですが、土台部分のコーティングに日本の伝統工芸の一つである漆を用い、マットに仕上げています。このことによりマット×クリスタルというコントラストを醸し出す高級感や重厚感を表現することに成功しました。

それ以外にも、バリで過ごした幼少時代よりアニメやロボットといった日本の文化のファンだったことが関係して、現在私の作っている作品にはどこかそれらと共通する世界観があるように感じています。

 

― それでは最後に、現在行っているプロジェクトと、今後のビジョンについて少しだけ教えてもらえますか?

 

先月パリで2014年春夏コレクション《Dead Princess》を発表したばかりで、現在は次のコレクション制作に移っています。今後のビジョンについては、ジュエリーだけではなくファッションの分野でも活動出来ればと思っています。

 

http://www.heaventanudiredja.be

DRESSEDUNDRESSED DITIGAL TELL ALL

ファッションオタクでありながら、デジタルオタクの皆様、Dressedundressedで私たちErotyka Tokyo Parisが製作したモーションフィルムはご覧頂けたでしょうか?

 

今回、メルセデス・ベンツ・ファッションウィーク東京にて発表されたDressedundressed2014年春夏コレクション。ストリートカルチャーを色濃く反映していながら、ハイファッションの世界で大きな注目を集めるTakeshiとEmikoによる同ブランドは、ユニセックスなスタイルで多くのファンを抱え、2012年にはイタリア版『Vogue』編集長のフランカ・ソッツァーニの推薦でウールマークプライズに選出されている。

 

ブランドのシグネチャーであるミニマルなシルエットやカラーパレットを基本に、シックなグレーや鮮やかなエレクトリックブルーがアクセントとして加わり、テーラードやバイカースタイルのユニセックスアイテムが出そろった。

 

今回のインスピレーションの一つである渋谷の街を飛び交う「カラス」の喧噪をイメージに、モーションフィルムではランウェイを歩くモデルの姿を同時に反映させたインタラクティブな演出を手がけました。

リアルタイムで投影されるプロジェクションは実は凄くリスクだったのですが、本番では上手くいったようでほっと一安心です。

 

 

http://dressedundressed.com